プリウス

【注意!】新型プリウスにエアロパーツを付けてはいけない

edb69e8246b2688be2f4e0e2eb6528b4-03

新型プリウスはノーマルでもスポーティでかっこ良いですが、せっかく買うならエアロパーツも付けてもっとお洒落な車にしたいと考えている人もいると思います。

ただ、今回の新型プリウスに関してはエアロパーツの取り付けは慎重に考える必要があります。それはなぜかと言うと先代の3代目プリウスよりも車高が1センチも下がっているからなんです。

1センチぐらい問題ないんじゃないの?

と思った方は、後から

「こんなはずじゃなかった・・・」

と後悔する可能性がとても高いです。なぜなら、エアロパーツは見た目が良くなりますが、1センチ車高が下がったことによるデメリットの方が大きいからです。

そこで今回は新型プリウスにエアロパーツを付けると、どんなデメリットがあるのか紹介したいと思います。

新型プリウスにエアロパーツを付けると後悔する3つのこと

そうだったの

エアロパーツを装着すると車高が2~3センチ下がります。新型プリウスのノーマル時の車高は13センチですから、エアロパーツをつけると大体10センチぐらいになるわけです。

新型プリウスの車高が10センチになるとどんな支障が出るのでしょうか。

新型プリウスがラッセル車に?

ラッセル車
出典 http://blogs.yahoo.co.jp/parusa_5050/23073880.html

雪の降る地域では雪が積もると、エアロパーツの装着車が除雪されていない道を進む時は雪をかき分けながら進むことになります。その姿はラッセル車そのものです。当然エアロパーツは傷付きますし、ときにはエアロパーツが割れることも。

これは私が以前乗っていた車高12cmの車で経験したことなので、新型プリウスの場合、エアロパーツを外して走るか、割れることを覚悟して走ることになりそうです。

駐車場で前から止められなくなる

車止め
出典: http://bonsaieg.exblog.jp/13874691

駐車するときはバック派ですかそれとも頭から突っ込む方ですか?

頭から突っ込む人は車止めにぶつかる可能性が高くなります。ぶつけないためには車止めの手前で止まる必要があり、これが慣れないとかなり苦労します。慣れないうちはいったん止めて、距離を確認して前進して、また止めるといったことを繰り返す必要があるので、かなり面倒です。

注意していても、うっかりぶつけてしまうケースもあり

「バキッ」

と音を立ててエアロパーツが割れることも。

少しの段差が怖くなる

車高の低い車に乗っている私の友人が良くやっていることですが、段差を乗り越えるときになぜかまっすぐではなくわざと斜めに侵入するのです。そうすることで、地面との接触するのを防ぐことができるのだとか。

友人の車がちょうど車高10センチだったので、新型プリウスにエアロパーツを付けた場合も段差をかわしながら運転する必要があります。

それでもエアロを付けたい人はTRDがおすすめ

神経を使いながら運転してでも、やっぱりカッコいいからエアロパーツを付けたい方は、「TRD」がおすすめです。

TRDなら車高を11cmに抑えられる

プリウス_フロントスポイラー
出典:https://toyota.jp/

TRDのページを見ると、TRDのエアロパーツは車高が1.7cmしか下がらないようです。おそらく、TRDでは今回紹介したようなことが起こり得ると想定して、エアロパーツの高さを1.7cmに設計したのだと思います。

ちなみに3代目プリウスの時はエアロパーツをつけると2.5cm車高が下がっていたので、今回の新型プリウスに合わせて、エアロパーツの高さを低く調整してきたのでしょう。

ですが、モデリスタのフロントスポイラーを見てみると3cmも下がってしまうようです。このあたりはしっかりチェックしてから購入すべきだと思いますね。

エアロパーツが割れてもTRD、モデリスタなら代替え品が必ずある

どんなに注意しても、新型プリウスの車高が低いのでエアロパーツをぶつけて割れてしまうことはあります。そうなった時は修理するか、取り換えるかを選ぶのですが、修理できないような割れ方をすることもしばしば。そんなときはエアロパーツの取り換えになります。

例えばフロントだけ割れてしまった場合は、フロントだけの取り換えになりますが、割れた時にはもう販売中止ということも考えられます。ですが、TRD、モデリスタだとそういうことはありません。プリウスとセットで販売されているのがTRDとモデリスタのエアロパーツなので、今のプリウスが普及しているうちはエアロパーツの単体部品を取り換えることができるでしょう。

売却するときの価格がアップ

よしっ

実は中古車市場ではエアロパーツがついた車は高値で取引されています。普通にディーラーに売却してしまうと、エアロパーツの査定はしてくれないのですが、一括査定サイトで査定するとディーラーよりも20万以上高く査定してくれることはザラにあります。

その中でも特に人気なのがTRDやモデリスタのエアロパーツが付いた車です。

私が実際に一括査定サイトの『ナビクル車査定』で査定してもらったのはエアロパーツなしの車でしたが、それでもディーラーと比較して20万以上高く査定してもらえたので、エアロパーツありだともっと高く査定してもらえる可能性が高いです。

人気のプリウスの購入を考えている人はこちらの記事も参考にしてみてください。思った以上に安く買えると思いますよ。
新型プリウスの値引き体験談をレポート。最新の値引き相場や限界は?

「プリウス」に関する人気記事