新型シエンタの価格と装備から決定したおすすめグレードとは
新型シエンタを購入するときに、考えなければならないのがグレードです。185~258万円と幅広い価格帯の中から選択するグレード次第で、オプションや装備が全然違ってくるので、最初のグレード選びは価格表ととのにらめっこになりがちです。
そして今回のシエンタはタダでさえグレード選びは難しいのに、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2つのパワートレインがあり、それを選ぶだけでも大変です。さらに2018年には5人乗のFUNBASEも追加されたため、5人乗と7人乗でも悩む人も多いのではないでしょうか。
そんな迷うような状況で、購入する人が知りたいのは
どれが後悔しないおすすめのグレードなのか?
ということではないでしょうか。また価格一覧の中で、
売れているシエンタのグレードはどれなのか?
ということも気になると思います。そこで今回は、各グレードに付属されている装備が必要かどうか評価し、売れ筋グレードやおすすめのグレードを紹介したいと思います。
細かいことはいいから売れ筋グレードとおすすめが知りたい方はこちらからご覧ください。
→シエンタの売れ筋グレードはこれ

当サイトでは独自調査した結果をグラフで掲載しています。これらの画像は全て引用いただいて構いません。 当サイトのURL・サイト名を掲載の上、ブログやSNS等でご自由にお使いください。
目次
まずはシエンタの価格一覧からチェックポイントを確認。価格表でチェックすべき3つのこととは?
まずは、シエンタの価格表から注目してほしいことが3点あります。
- シエンタの価格一覧
【ハイブリッド車】
グレード 価格 HYBRID G Cuero(7人乗) 2,580,000円 HYBRID G(7人乗) 2,464,000円 HYBRID X(7人乗) 2.268,200円 HYBRID FUNBASE G Cuero(5人乗) 2,539,000円 HYBRID FUNBASE G(5人乗) 2,423,000円 HYBRID FUNBASE X(5人乗) 2,227,500円 【ガソリン車】
グレード 価格 G Cuero(7人乗) 2,214,000円 G(7人乗) 2,098,000円 X(7人乗) 1.850,200円 FUNBASE G Cuero(5人乗) 2,173,000円 FUNBASE G(5人乗) 2,057,000円 FUNBASE X(5人乗) 1,809,500円 ※ハイブリッドは4WDの設定無し
※ガソリン車の4WDの設定はFUNBASE以外となる
※4WDはプラス約14万円
出典:http://toyota.jp
1つ目はHYBRID GとHYBRID Xの価格差が約20万円あることです。この価格差20万円でどんな装備の差があるのでしょうか。
2つ目はガソリンモデルのGとXの価格差がハイブリッドよりもさらに広がり約25万円あることです。Xと比べてGにはどんな装備が付いているのでしょうか。
3つ目は5人乗のFUNBASEが7人乗の通常モデルよりも約4万円安いということです。少しでもシエンタを手に入れたいと思っている方にとっては注目のグレードではないでしょうか。
この3点についてこの後、詳しく紹介していきます。
価格帯の異なるハイブリッドモデルとガソリンモデル。どちらを選ぶべきか?
・ハイブリッドモデルの価格帯:223万円~258万円
・ガソリンモデルの価格帯 :181万円~221万円
新型シエンタのグレードを選ぶときはまず、ガソリンかハイブリッドにするかで悩むと思います。最初からいきなり大きな山があるんですよね。
だだ、これについては分かりやすい答えがあって、街乗り中心ならハイブリッド、高速も利用するならガソリンモデルを買っておけば後悔はしません。
詳しいことはこちらで紹介しています。
⇒【徹底比較】新型シエンタはハイブリッドよりガソリンモデルがお得?
シエンタのGグレードの装備は便利ものばかり。
GとXの価格差はハイブリッドモデルの場合は20万円、ガソリンモデルの場合は25万円と違いはありますが、実はどちらを購入してもほぼ同じ装備が付いています。なので、ここではGとXの主な装備の違いと、その必要性について紹介します。
ちなみに最上級グレードのG Cueroはインテリジェントクリアランスソナーといった安全装備がついていたり、シートの質感がGより少し良くなっているグレードで、それ以外の装備はGと大差ありません。
ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアが大活躍
(装備の価格推定:5万円)
Gグレードにはワンタッチすると自動で開くスライドドアが両側に装備されています。Xグレードは助手席側だけなので、両側が自動で開くドアがあるのはかなり便利だと思います。
子供がいる家庭では運転席側から子供を下すこともあるでしょうし、買い物などでも運転席側のドアから荷物を載せることも多いと思います。そんなときに両手がふさがっている状況だと、運転席側もワンタッチでドアが開いてくれたらめちゃくちゃ便利です。
絶対に必要な装備かと言われたらそうではないですが、Xグレードだと後からオプションでも選べないので、この装備が欲しい人は必ずG以上のグレードを選択する必要があります。
便利なスマートエントリーとプッシュスタート。今さら鍵を使った操作は面倒。
(装備の価格:約4万円)
G以上の上級グレードにはスマートエントリーとプッシュスタートシステムが標準装備されます。今やこの装備も当たり前になりましたが、これが付いてくるのはGグレード以上です。
Xは昔ながらの鍵に付いている「ロック」「アンロック」のボタンで開錠したり、エンジンをかけるときは鍵穴にキーを差し込んだりと、鍵を使った操作をします。ちょっと前まではこれが当たり前でしたが、最近では軽でもスマートエントリーとプッシュスタートは当たり前なので、鍵をいちいち取り出して操作するのは面倒だと思います。
そんな面倒な操作をシエンタを所有する7~8年間ずっと我慢してできる方はXグレードでも問題ないのでしょうけど、我慢が苦手な方はGグレードを選んだ方が良いでしょうね。
ちなみにXグレードでも約4万円出せばオプションで補うことは可能です。
ハンドルは本革巻きが安全。ハンドルがウレタンだと滑って危険!
(装備の推定価格:2万5000円)
Gグレードのハンドルは革巻きで手によくなじみますが、Xグレードではウレタンなのでプラスチックを触っているような感触です。
触り心地の違いだけなら問題ないのですが、実はウレタンのハンドルはかなり危険です。
特に夏は危ないですね。気温が高く暑いですから、手にも汗をかきます。そうなるとツルツル滑りそうになるんです。そんなツルツル滑るハンドルなんて怖くて握ってられないですよ。
Xグレードも社外品で革調のハンドルカバーを5000円でつけられますが、カバーだとハンドルが太く運転しにくくなるので素直にGグレードを選んでおいた方が得策でしょう。
肘掛けがあるのとないのでは疲れ方具合が全然違う
(肘掛けの推定価格:2万円)
めちゃくちゃ地味ですが、運転席の肘掛けはGグレード以上にしか装備されません。Xでもオプションで大型アームレストというものがあるものの、価格は3.2万円もします。
普段は何とも思わない肘掛けは、長距離運転だと重宝します。新幹線などでも肘掛けがあると楽ですよね。信号待ちなどで停車した時に肘掛けがあると、その間楽な姿勢をとれるので、あるのとないのとでは疲れ具合が全然違います。
Gグレードだけオートエアコンが装備される ※ガソリンモデル限定
(装備の推定価格:7万円)
ハイブリッドとガソリンは装備がほとんど同じですが1点だけ大きな違いがあります。それはエアコンの違いです。
ハイブリッドではGもXもオートエアコンですが、ガソリンモデルの場合はXの場合マニュアルエアコンなんです。マニュアルエアコンだと温度調節が難しいですし、調整のためにダイヤルを回すのによそ見をして危ないことも。
ガソリンモデルのXグレードを選ぶときはマニュアルエアコンで問題ないかちゃんと考えたほうが良いです。個人的には家族を載せて走るのならオートエアコンは必須だと思います。マニュアルエアコンのダイヤルを触っていたせいで事故に会うなんてことは絶対に避けたいですからね。
FUNBASEは荷物を沢山積みたい人におすすめ(価格:181万円〜254万円)
少し安価なFUNBASEに目が行く人も多いとは思いますが、これは5人しか乗れません。ただ3列目シートがなくなる代わりに、荷物を沢山積むことができるためアウトドアをする人におすすめです。
装備の違いも7人乗とほとんどありません。ただし、7人乗りとの大きな違いが1つあります。
ガソリン車の4WDを選べない
シエンタの7人乗ではガソリン車であれば4WDを選べましたが、5人乗のFUNBASEでは4WDを選ぶことができません。2WDのみ。
アウトドア向けの特別仕様車も出ているのですが、残念ながら4WDは選ぶことはできません。ですが、整備された道であれば2WDで問題ありませんし、雪道もスタッドレスやチェーンを履けば問題はありません。発進は少しもたつくかもしれませんが、ほとんどの人には2WDで十分でしょう。
シエンタの売れ筋グレードってどれなの?
各グレードの違いは分かってきたところで売れ筋グレードをどどーんと紹介したいと思います。グレード選びで後悔しないためには、売れているグレードもしっかりと押さえておくべきですよね。
今回は独自で入手した販売データ516台に対して統計を取りました。売れ筋グレードを調べるには十分な台数だと思います。
シエンタの売れ筋グレードランキング
順位 | グレード | 台数 | 割合 |
1位 | G Cuero(7人乗) [1.5Lガソリン車] |
124台 | 24% |
2位 | ハイブリッドG Cuero(7人乗) | 99台 | 19.2% |
3位 | G(7人乗) [1.5Lガソリン車] |
87台 | 16.9% |
4位 | X(7人乗) [1.5Lガソリン車] |
83台 | 16.1% |
5位 | ハイブリッドG(7人乗) | 41台 | 7.9% |
6位 | ファンベースG(5人乗) [1.5Lガソリン車] |
37台 | 7.2% |
7位 | ハイブリッドファンベースG(5人乗) | 19台 | 3.7% |
8位 | ハイブリッドX(7人乗) | 12台 | 2.3% |
9位 | ファンベースX(5人乗) [1.5Lガソリン車] |
9台 | 1.7% |
10位 | ハイブリッドファンベースX(5人乗) | 3台 | 0.6% |
11位 | ハイブリッドファンベースGクエロ(5人乗) | 1台 | 0.2% |
11位 | ファンベースGクエロ(5人乗) [1.5Lガソリン車] |
1台 | 0.2% |
装備充実のG Cueroグレードが1番人気。ガソリンは価格が抑えられたXも売れている
ハイブリッドもガソリンもG Cueroグレードが1番人気です。その次にGが売れているようですね。実際に購入している人も約10万の価格差で必要な装備が一式そろうのは魅力的だと感じているのでしょう。
また、ガソリンモデルの方はXの売れ行きが良いようです。価格を抑えて購入する方も多くいるのでしょうね。
新型シエンタでおすすめするグレードはこれ!
今回紹介してきたことを踏まえて、ガソリンとハイブリッドそれぞれでおすすめのグレードを紹介します。
ガソリンモデルなら安全を一番に考えるとGグレードがおすすめ
(価格:210万円)
Gグレードには便利な装備がいろいろついていますが、一番の決め手は、安全装備とオートエアコンです。G以上だとトヨタセーフティセンスが標準装備されるのは大きい。
また、エアコンのマニュアル操作はついつい走行中でもやってしまうものです。オートであれば自動で調節してくれるため、わき見運転も抑えてくれます。家族を乗せて安全に走りたいならGグレードを選んでおくべきだと私は思います。
ハイブリッドモデルはコスパの良いGグレードがおすすめ
(価格:246万円)
ハイブリッドモデルのGグレードとXグレードの価格差は10万円しかありません。たった10万円でこれだけ便利な装備が付いてくるので、めちゃくちゃお買い得なんです。
決め手は両側スライドドアです。両手がふさがっているときにいちいち助手席側に回る必要がないこの機能は使い始めると本当に便利なことを実感できます。両側自動スライドドアだけでも10万円払う価値はあると思います。
新型シエンタのおすすめのグレードを安く手に入れるにはどうしたらいいのか?
今回オススメしたシエンタのGグレードですが、大手車買取り業者の調査結果によると実際に購入しようとする5人に4人はディーラーの営業マンに騙されているそうです。
実は私も実際に騙されそうになりましたが、車販売の営業主任をしている友達にアドバイスしてもらって、騙されないで20万以上も安く買うことができました。
その時の実際の見積はこちらです。
⇒営業マンのウソを暴露!シエンタを限界まで値引きしてもらうには
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